薪ストーブエンライト(FA249)解体新書 トップに戻る
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注文していた薪ストーブ・ダッチウエスト社が入荷しました。重量物なのでいつも西濃運輸さんがユニック車で運んできて下ろしてくれます。
このエンライト・スモールカタログ表示の重量は181キロで薪ストーブの中でもかなり重いほうですが、ストーブ本体の接合部に耐火セメントを使用していないので、要領さえ分かれば解体が簡単に出来てメンテナンスや住宅内への搬入が楽になる優れモノです。
わたしたちもプロなので2人で持てないことはないんですが、最近ちょっと・・・まあ軽いにこしたことないですから!!
そんな訳でさっそく解体ショーの始まりです♪
そしてリアヒートシールド(背面カバー)をはずします。
※これをはずさないと炉内パーツもはずせないし、脚も取り付けられないし、持つのも大変なので必ずはずそう!
まず梱包をほどき扉をはずします。
持ち上げながら前後と言うか左右に開け閉めを繰り返すと簡単にはずれます。
薪ストーブの搬入・組立
薪ストーブを所定の位置に設置します。
スライド煙突を使い残りの室内煙突を組み立てます。
※スライド煙突は熱による煙突の膨張を吸収し、組み立て時の長さの調整や煙突掃除時に簡単にはずせるのでとても便利です。
この時点で煙突の垂直を確認しながらストーブのレベル(水平)を足元のボルトで微調整しましょう。
ここまで出来たらあとはパーツを戻します。
組み立ては解体の逆の手順になります。
残りの耐火セラミックを静かに設置して下さい。
下の固定金具→上の門型の金具の順で設置しそれぞれをボルトで固定して下さい。
この際、通したボルトは仮締め程度とし、4本のボルトを全て通した後、本締めして下さい。
ダンパーの軸はハンドルの向きに注意して 最後にリアヒートシールドを取り付け
下さい。
ます。
外気導入アダプターを取り付け、
アルミパイプで接続します。
※今回の現場では外気を取り込むために
床 下配管をして もらいました。
すべての作業が完了しました。
まだ室内の美装が完了していない
ので薪ストーブにホコリがかから
ないよう、ガッチリ養生して帰り
ます。
そしていざ・・薪ストーブ搬入です。
パーツ分がないので二人でも軽々?です。
(それでも120キロはあります)
※普段このような作業をしていない方は4人で持つようにしましょう
そして炉内のパーツを全て取り出します。手順は次のように!
天板を固定している寸切りボルトを外す。左右2本あります。
天板を持ち上げて外す。インナートップを固定している六角ボルトを外す。左右2本あります
ダンパーの軸の固定リングを外す。 軸を引き抜く。 バールなどを使いインナートップをあおる。
インナートップを上に持ち上げて外す。 ドライバーなどを使いグレート(目皿)を外す。
炉内の向かって右側にある耐火セラミックを外す。 静かに取り出す。
炉内正面の六角ボルト(上部)を外し(左右に1本ずつあります)門型の固定金物を外す。
炉内正面の六角ボルト(下部)を外し(左右に1本ずつあります)固定金物を外す。
炉内正面の耐火セラミックは3分割(上・中・下)になっています。上段・中段共、持ち上げながら取り外します。
斜めに傾けて出します。 下部の耐火セラミックは手前に引き抜きます。
最燃焼ボックスを手前に引き出して外します。 斜めに傾けて出します。
破損の恐れがありますので慎重に取り出してください。 解体完了の状態です。
この解体に使う工具はエンライトに付属品としてついているのでとっても便利です
そして背中を下にして倒し足を取り付けます。
ストーブ設置時の高さ調整に使用します。
脚の取り付く部分の六角ボルトを外す。
付属のワッシャーと六角ボルトで脚を固定する。
脚の「がたつき」がない位置を確認下さい。
左上の脚のみワッシャーの替わりに付属の金物(L型)を使用します。
取り付けた状態です。 遮熱版を取り付ける部分の六角ボルトを外します。
外したボルトを使用して遮熱板を取り付ける。
脚の底にあるボルトを緩める。
ちなみにこちらお施主さん工事が完了後にすぐに引越しされますので、落ちつた頃に伺って薪ストーブの取扱い説明と試運転をしたいと思ってます。またその辺の様子もご報告したいと考えてます。それではまたお会いしましょう!
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