頑固親父の薪ストーブ生活(標準語)

・雨が降ったからと言っては薪ストーブを焚き

・風が吹いたからと言っても薪ストーブを焚き

・凍える吹雪の冬は当然薪ストーブを焚き続け

・夏の暑い日にも調子を見る為に三日に一度は薪ストーブを焚き

・子供の頃からとにかく火遊びが大好きで 大人になっても懲りずに他人の奥さんと火遊びを繰り返し

・金も無いのに人一倍欲張りで他人が持って居る物を必ず欲しくなり

・世の中の先行きを余り深く考えず何時もニコニコ笑って過し

・札幌市郊外の調整区域に掘っ立て小屋同然のあばら家に妻と二人で住んで

・頭脳は少々足りない(と他人が影で言ってるらしい)が胃腸だけは異常に丈夫で

・薪小屋の隣(実は不在地主の土地)に家庭菜園を作り野菜を自給し

・歳の割には食欲旺盛で一日に白米4合と自作の味噌と野菜を食べて暮らし

・あらゆる集会に顔を出して お茶とお菓子を頂き薪の情報収集を怠らず

・そうやって己の存在を世間に知らせようと日夜努力するが  しかし世間は自分が思う程相手にしてくれず

・そんな訳で妻にも見放され今では五匹の飼い犬しか言う事を聞かず

・東に薪ストーブ用の原木が有る情報を聞けば即座に行ってソノ権利を付け

・ 西に美人の未亡人が薪を探している情報を聞けば ソノ家を探し出して「分けてあげる!」と言い寄るが

・下心を見透かされ丁重に断られても決して傷つかず 「ン!」と言うまで通い続け

・南に廃車寸前の軽四輪が有ると聞けば直ちに直行して何とかタダ同然で手に入れ

・北に薪の奪い合いの喧嘩を聞きば直ぐに駆けつけて双方の言い分を聞きながら 何とか 自分も分け前を頂こうと試みるが殆ど相手にされず

・一年中坊主頭で素足に長靴を履いて農協の帽子をかぶって暮らし

・真夏は洗い古したよれよれのTシャツと短パンだけで過し

・真冬に煙突掃除をし挙句変な所を突いて壊れてしまい寒さで震えても風邪など絶対に引かず

・回りの皆さんからは薪ストーブオタク 薪ストーブ狂い等いろいろ言われても  全く気にせず且つ決して落ち込んだりせず

・花見に行っても仲間とは別行動で桜は見ず幹と枝をジックリ見て回り 此の樹一本で 何日分焚けるか? 

・金銭に換算すると一体幾ら位か? と素早く計算をする特技を持っていて

・ 頭脳は365日アノコト以外は薪の事ばかり考えて暮らし

・ 最近はホームページを立ち上げ一丁前にブログ等もやって

・家の回りにはン年分の薪を積み上げ それが何よりの満足で眺めては笑顔で暮らす

・そのような薪ストーブ愛好家に私もなりたい